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インプラントと歯周病の関係について
タイトル:インプラントと歯周病の関係について
茨城県日立市の歯医者、きくち歯科の院長 菊地正高です。
今回は、「インプラントと歯周病の関係について」お話をしていきます。
【目次】
1.インプラントとは何か?
2.歯周病とは何か?
3.インプラントと歯周病の関係
4.インプラントを検討する際の注意点
5.歯周病の予防とインプラントの維持
6.まとめ
1.インプラントとは何か?
インプラントとは、歯が失われた部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着す
る歯の欠損の治療方法です。
自然な見た目と歯の機能を回復させることができ、多くの患者様に選ばれている治療の一
つです。
2.歯周病とは何か?
歯周病は、歯を支える歯肉や骨が炎症を起こす病気で、放置してしまうと歯を失う原因に
もなる病気です。
初期段階では痛みを感じにくく、進行に気付きにくいため、定期的に歯科医院に通い定期
検診を受けていただくことが非常に重要になります。
3.インプラントと歯周病の関係
インプラント治療を行う上で、既存の歯周病は大きな障害となります。
歯周病が進行してしまっていると、インプラントが埋め込まれる顎の骨の質が悪くなって
しまい、治療の成功率が下がる可能性があります。
そのため、インプラント治療を行う前には、歯周病の治療が必要となります。
4.インプラント治療を検討する際の注意点
またインプラント治療を成功させるためには、以下の点に注意が必要です。
1 歯周病の有無を事前にチェックし、必要であれば治療を行う
2 正しい口腔内のケア方法を学び、実践する
3 インプラント埋入後は、定期的に歯科検診を受け、インプラントの状態をチェックす
る
5.歯周病の予防とインプラントの維持
また、インプラントは天然の歯と比べ、インプラントと歯茎の間のポケットと呼ばれる隙
間に細菌が繁殖しやすく、それが原因で歯周病になるリスクが高くなると言われています
。
それをインプラント周囲疾患、インプラント周囲炎と言います。
歯周病の予防として最も重要なのは、日々の正しい歯磨きと定期的な歯科検診です。
インプラントが成功した後も、これらの習慣を続けることがインプラントを長持ちさせる
秘訣となります。
6.まとめ
インプラントは効果的な治療方法ですが、歯周病の有無がその成功に大きく影響します。
歯周病のリスクを管理し、適切なケアを行うことで、インプラントの効果を最大限に引き
出し、健康な口内環境を維持することができます。
このブログが、インプラント治療を検討されている方々に役立つ情報を提供できれば幸い
です。
どんな小さな疑問でも、お気軽にきくち歯科までご相談ください。
きくち歯科 院長 菊地正高
〒319-1221 茨城県日立市大みか町1丁目10-14