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こんにちは。
茨城県日立市の歯医者、きくち歯科の院長 菊地正高です。
今回は、「ママからむし歯ってうつるの？」についてお話をしていきます。
【目次】
1.むし歯の原因
2.むし歯は他人にうつるのか？
3.ママから赤ちゃんへの影響
4.予防方法
5.まとめ
1.むし歯の原因
まず始めに、むし歯の原因について説明していきます。
むし歯は、主に口の中の細菌が食べ物からの糖分を分解し、それが歯に影響を与えること
で起こります。
特に、ミュータンス菌という細菌がむし歯の主な原因とされています。
2.むし歯は他人にうつるのか？
次に、むし歯が他人にうつる可能性についてお伝え致します。
実は、むし歯自体が直接他の人にうつることはありません。
しかし、むし歯の原因となる細菌は、唾液などを介して他人に移る可能性があります。
3.ママから赤ちゃんへの影響
特に、ママから赤ちゃんへの細菌感染は気をつけなければいけない重要なポイントとなり
ます。
新生児は、生まれたばかりですので口の中には細菌はいません。
しかし、ママが赤ちゃんのスプーンや哺乳瓶を使ったり、おしゃぶりを口に入れたりする
ことで、そのスプーンや哺乳瓶、おしゃぶりにうつった細菌が赤ちゃんの口に移る可能性
があるのです。
4.予防方法
細菌感染の予防には以下の方法があります。
・赤ちゃんが使うものをママは口にしない
・ママの唾液がついたものを赤ちゃんに与えないようにする
・定期検診にママが通うようにし、ママの口にむし歯がないようにする
また、赤ちゃんのむし歯の予防方法には、以下のような方法があります。
・定期的な歯のブラッシング
・フロスや歯間ブラシの使用
・フッ素を含む歯磨き粉の使用
・定期的な歯医者さんの診察
感染予防の為には、赤ちゃんの日頃のお口のケアは勿論、ママ自身の口内環境を清潔に保
つことが、赤ちゃんへの何よりの細菌移行を防ぐ方法となります。

5.まとめ
上記でお伝えしました通り、むし歯は直接他人にうつるわけではありませんが、むし歯の
原因となる細菌は唾液などを介してママから赤ちゃんに移る可能性があります。
特にママと赤ちゃんの関係では、ママの口内環境が赤ちゃんの口内環境に影響を与える可
能性が大きいため、注意が必要です。
上記に記載しました細菌感染の予防方法を是非実践し、ママ自身が口内環境を整えること
で、赤ちゃんも健康な歯を保つ手助けをすることができます。
きくち歯科ではママは勿論、赤ちゃんの口腔内のケアも行っております。
細菌感染など、少しでも気になる方は是非当院までお気軽にご相談ください。

きくち歯科　院長　菊地正高

〒319-1221　茨城県日立市大みか町1丁目10-14

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