きくち歯科インスタグラム

新着情報

小児矯正とは?大人の矯正との違い|成長を活かした矯正治療を歯科医師が解説

こんにちは。

茨城県日立市の歯医者、きくち歯科院長の菊地正高です。

「小児矯正って大人の矯正と何が違うの?」

「子どものうちに矯正を始める意味はあるの?」

このようなご質問をいただくことがあります。

小児矯正は、単に歯をきれいに並べる治療ではありません。

お子さんの成長を活かしながら、お口全体の発育をサポートすることを目的とした治療です。

今回は、小児矯正とはどのような治療なのか、大人の矯正との違いも含めてご紹介します。


小児矯正とは?

小児矯正とは、成長途中のお子さんを対象とした矯正治療です。

大人とは違い、お子さんは顎の骨や筋肉が発育している途中です。

その成長を活かしながら、

  • 噛み合わせ
  • 顎の成長
  • 永久歯が生えるスペース
  • お口の機能

などを総合的に考えながら治療を進めます。

歯並びだけではなく、将来のお口の健康まで見据えて行うことが、小児矯正の大きな特徴です。


大人の矯正との違い

大人の矯正は、基本的にすでに生えている歯を動かして歯並びを整える治療です。

一方、小児矯正では、お子さんの成長を利用しながら治療を行える可能性があります。

そのため、

  • 顎の成長を見守る
  • 永久歯が並ぶスペースを確保できる可能性がある
  • 噛み合わせを整えやすい
  • 将来の矯正治療をよりスムーズに進められる場合がある

など、大人の矯正とは異なる考え方があります。

※お口の状態によって適した治療法は異なります。


小児矯正の目的は「歯並び」だけではありません

「矯正=見た目をきれいにする治療」というイメージを持たれる方も少なくありません。

もちろん見た目も大切ですが、それだけではありません。

私たちが大切にしているのは、

  • しっかり噛めること
  • 発音しやすいこと
  • 歯磨きしやすいこと
  • 虫歯や歯周病になりにくいこと
  • 将来も自分の歯を長く守れること

です。

歯並びは、お口全体の健康につながる大切な要素の一つなのです。


小児矯正にはどんなメリットがあるの?

成長期に相談することで、次のようなメリットが期待できる場合があります。

顎の成長を活かせる可能性がある

お子さんは日々成長しています。

その成長を考慮しながら治療計画を立てられることは、小児矯正ならではの特徴です。


永久歯が並ぶスペースを確保できる可能性がある

顎が小さい場合でも、成長を見ながらスペースを確保できるケースがあります。

その結果、将来的に抜歯を避けられる可能性もあります。

※すべての症例で抜歯を回避できるわけではありません。


悪い癖に早く気付ける

歯並びには、

  • 口呼吸
  • 舌で歯を押す癖
  • 指しゃぶり
  • 頬杖

などが影響していることがあります。

小児矯正では、こうした生活習慣についても確認し、お子さんの成長をサポートします。


必ず小児矯正が必要なのでしょうか?

答えは**「いいえ」です。**

歯並びが少し気になっても、

すぐに治療を始める必要がないケースもあります。

経過観察を続けながら、適切なタイミングで治療を始めた方が良い場合も少なくありません。

だからこそ、

「気になったら一度相談する」

ことが大切です。


相談するタイミング

「何歳になったら相談するべきですか?」

という質問をよくいただきます。

年齢だけで決めることはできませんが、

  • 前歯がガタガタしている
  • 出っ歯が気になる
  • 受け口が気になる
  • 永久歯が生える場所が足りないように見える
  • 口がいつも開いている

などが気になる場合は、一度ご相談ください。

早く治療を始めることが目的ではなく、お子さんに合ったタイミングを見極めることが大切です。


きくち歯科が大切にしていること

きくち歯科では、歯並びだけを見て治療をおすすめすることはありません。

私たちが目指しているのは、

**「将来も健康な歯でしっかり噛めるお口を育てること」**です。

そのため、

  • 顎の成長
  • 噛み合わせ
  • 食生活
  • 呼吸
  • お口の癖
  • 虫歯予防

なども含めて、お子さん一人ひとりに合わせた診療を心がけています。

必要のない治療を無理におすすめすることはありませんので、安心してご相談ください。


よくある質問

Q. 小児矯正は何歳から始めるものですか?

始める年齢はお子さんによって異なります。

気になることがあれば、まずは一度ご相談ください。


Q. 永久歯が生えそろってからでも間に合いますか?

症例によって異なります。

早めに相談することで、より多くの選択肢を検討できる場合があります。


Q. 必ず装置をつけることになりますか?

いいえ。

経過観察だけで十分なケースもあります。


Q. 相談だけでも大丈夫ですか?

もちろんです。

現在のお口の状態や今後の見通しについて丁寧にご説明します。


まとめ

小児矯正は、歯をきれいに並べるだけの治療ではありません。

成長を活かしながら、お子さんのお口の健康を将来まで考える治療です。

「まだ早いかな?」

「様子を見ても大丈夫かな?」

と迷われている場合でも、一度ご相談いただくことで、お子さんにとって適切なタイミングを知ることができます。

きくち歯科では、お子さん一人ひとりの成長に合わせた小児矯正をご提案しています。

歯並びや噛み合わせで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。


関連記事(内部リンク)

「顎が小さいですね」と言われたら?子どもの顎の成長と小児矯正について歯科医師が解説 https://www.kikuchi-dental.net/2023/09/05/670/
小児矯正で抜歯を避けられる可能性はある?歯を抜かないために大切な考え方を歯科医師が解説 https://www.kikuchi-dental.net/2023/08/05/639/
口呼吸は歯並びを悪くする?子どもの成長に与える影響と改善のポイント https://www.kikuchi-dental.net/2023/07/25/641/
指しゃぶりはいつまで大丈夫?歯並びへの影響とやめさせるタイミングを歯科医師が解説 https://www.kikuchi-dental.net/2023/07/15/609/
舌で前歯を押す癖(舌癖)とは?歯並びへの影響と改善方法を歯科医師が解説 https://www.kikuchi-dental.net/2023/06/26/607/
受け口(反対咬合)は自然に治る?様子を見ても大丈夫?歯科医師が解説 https://www.kikuchi-dental.net/2023/06/17/570/
出っ歯(上顎前突)は自然に治る?様子を見ても大丈夫?原因や治療のタイミングを歯科医師が解説 https://www.kikuchi-dental.net/2023/05/25/567/
子どものすきっ歯は自然に治る?治療が必要なケースと相談するタイミングを歯科医師が解説 https://www.kikuchi-dental.net/2023/04/30/557/
子どもの歯並びがガタガタ…自然に治る?原因や相談するタイミングを歯科医師が解説 https://www.kikuchi-dental.net/2023/04/20/553/

 

 

 

きくち歯科 院長 菊地正高

   

〒319-1221 茨城県日立市大みか町1丁目10-14

ホームページ  http://kikuchi-dental.net/